FTPの主なコマンド

あくまで自分用に作成したメモを書き直したなので、間違い、誤認、環境依存等がある恐れあり。ってか、多分あります。 あまり信用しないでください。自分用なので苦情は受け付けませんが、指摘は大歓迎です。

間違い等があったら掲示板 もしくはメールにてお願いします。


[xxx] ←この括弧は省略可能の部分

起動

FTPのクライアントを起動させる。ってか、起動させないと始まらない。 Win9x、WinNTでは標準でインストールされているようだ。MS-DOSウィンドウで、

ftp

とコマンドを打つと起動する。 また、起動と同時にサーバーに接続することもできる。その場合、

ftp [host]
([host]は接続先のホスト名もしくはIPアドレス)

とする。これは後述の open を起動と同時に打ったのと同じ事。

また、UNIXでも同じように 'ftp' 及び 'ftp [host]' で起動した。 と言っても、学校のソラリスで試しただけだけど。


接続・切断

FTPサーバーとの接続を確立する

open <ホスト名> [ポート]

接続後、アカウントとパスワードを要求される。

パスワード等を間違えた場合

user <アカウント>

とすると、再度アカウントを聞いてくる。

FTPセッションを終了する(接続の切断)

close

FTPを終了する

bye
quit

セッションを終了していない場合、同時に終了される。


ディレクトリ関係(リモートマシン側)

ディレクトリ作成

mkdir <ディレクトリ名>

ディレクトリ削除

rmdir <ディレクトリ名>

ディレクトリ移動

cd <ディレクトリ名>

親ディレクトリへ移動する場合

cd ../
cdup

カレントディレクトリの表示

pwd

今どこのディレクトリだろう? と悩んだらこれ。

カレントディレクトリのファイルリストを表示

dir

'ls' でも可。 サブディレクトリも表示する場合は 'mdir' 。


ローカルマシン側

ディレクトリ移動

lcd <ディレクトリ名>

ローカルのコマンドを使用する

!<コマンド>

! の後にスペースなどを入れずにコマンドを指定。 指定したコマンドをローカル側で実行する。 Win95では、 ! のみ指定した場合 command.com が起動し、 exit コマンドでFTPに戻った。


ファイル関係

転送モード

アスキーモードでは転送先に合わせて改行コードの変換が行われる。 例えば Windows系から UNIX系に送信した場合、 Windowsの改行コードに相当する 0D0Ah の部分があった場合 UNIXの改行コードである 0Ah に置き換えられる。 バイナリモードではこの変換は行われないので、テキストファイル以外ではバイナリモードを使うことになる。

表示する

type

アスキーモードに変更

ascii

省略して 'asc' でも可

バイナリモードに変更

binary

省略して 'bin' でも可

リモートマシン上のファイルリストを表示

dir

'ls' や 'ls -l' も可。 サブディレクトリも表示する場合は 'mdir'

アップロード(ローカル→リモート の転送)

put <ファイル名>
send <ファイル名>

複数同時の場合は 'mput <ファイル名>' として、 ファイル名の部分はワイルドカードで指定するか、 スペース区切りで複数ファイルを指定する。

ダウンロード(リモート→ローカル の転送)

get <ファイル名>
recv <ファイル名>

複数同時の場合は 'mget <ファイル名>' として、 ファイル名の部分はワイルドカードで指定するか、 スペース区切りで複数ファイルを指定する。

リモートマシン上のファイルの削除

delete <ファイル名>

省略して 'del <ファイル名>' でも可。

複数同時の場合は 'mdelete <ファイル名>' もしくは 'mdel <ファイル名>' として、 ファイル名の部分はワイルドカードで指定するか、 スペース区切りで複数ファイルを指定する。

リモートマシン上のファイル名変更

rename <変更前ファイル名> <変更後ファイル名>

ディレクトリ名の変更も同様。


パーミッション

パーミッションを変更

quote site chmod <パーミッションの値> <ファイル・ディレクトリ名>

環境依存?

パーミッション(permission)とは

UNIXでのファイル&ディレクトリの許可属性。 所有者(≒作成者)、作成者のグループ、その他のユーザーの3種類に対して 読み、書き、実行の許可・不許可を設定する。 不用意な値を設定すると危険。

ファイルの場合:

【例: 読み込みと実行を許可する: 4+1=5】 の様にして、許可するものを足した値を 所有者、グループ、その他 の順に並べる。

ディレクトリの場合:

ファイルと同様に、許可するものを足した値を 所有者、グループ、その他 の順に並べる。 ファイルの時と意味が違うので注意すること。

お断り

何かいろんな所から(多分サーチエンジン?)リンクされてるみたいで、 何となく気になるのでアクセスログ取らせてください。 document.referrerが欲しいだけです。